モリサワのゴシック体にそっくりの無料フォント「M+」の導入方法

m-plus-thumbnail

これまで、ブログの写真やサムネイルを作成するのにAdobe CCのフォトプランを契約してきました。

dhw-adobe-master-thumbnail
Adobe Creative Cloud(以下CC)には、以下の3つのプランが用意されています。 PhotoshopとLightr

ただ、一緒についてくるLightroomはあまり使う機会がなく手持無沙汰。
最近ではブログの執筆効率を上げるため、ブラウザ上で簡単に画像編集のできる「Canva」を使うことのほうが多くなってしまいました。

参考Canva

たかが月額980円ですが、一年使えば12,000円。
あまり使わないのであれば、多少不便になるにしても思い切って解約し、そのお金をほかに回せたほうがいいですよね。

Adobeの解約でお気に入りのフォントが使えなくなった

Adobe CCを契約すると、Typekitというフォントライブラリが付いてきます。

有名なモリサワフォントもいくつか無料で使うことができ、その中の「見出ゴ MB31」というゴシック体フォントが好きでした。

見出ゴ MB31

見出ゴ MB31

もちろん、TypekitはAdobe CCを契約していることが前提なので、解約すると使えなくなってしまいます。

急に違うフォントに変えるのも気持ちが悪い。
「見出ゴ MB31」ではなくてもできるだけ似たフォントを使いたい。

やまかわ
さてどうしよう?

具体的に私が使いたいのは、このようなフォントです。

  • ゴシック体
  • ちょっと丸くてコロッとしてる
  • 極太
やまかわ
YouTuberの瀬戸弘司さんが動画内で使われてるフォント。ズバリこれが私の好みです

この動画で、瀬戸さんのお話にも出てくるのが「M+」というフォントです。

「M+」は無料フォントではとても有名なフォントで、書体が「モリサワフォント」と非常によく似ています。

これは使わない手はありません。

早速導入してみたので、その方法を紹介します。

「M+」の導入方法

「M+」は、公式サイトからダウンロードしてPCにインストールして使います。

「M+」ダウンロードと解凍

まず、以下のリンクにアクセスします。

「M+」ダウンロードページ

バージョンがいくつかありますが、最後の数字が大きいのが新しいものなので、そちらをクリックしましょう。

新しいバージョンをダウンロードしよう

新しいバージョンをダウンロードしよう

「mplus-TESTFLIGHT-063.tar.xz」というファイルがダウンロードされましたが、あまり馴染みのない拡張子ですね。

解凍するには「7-zip」が必要

解凍するには「7-zip」が必要

これを開くには7-zipという解凍ソフトが必要になります。

「7-zip」ダウンロードページ

32ビット版、64ビット版があります。

自分のPCに合った方をダウンロードしよう

自分のPCに合った方をダウンロードしよう

自分のPCがどちらなのかわからない場合は、デスクトップで右クリック → ディスプレイ設定 → バージョン情報で確認できます。

自分のPCのバージョンを確認

自分のPCのバージョンを確認

「mplus-TESTFLIGHT-063.tar.xz」を解凍します。

ファイルを右クリックし、7-zip → ここに展開と選択します。

「mplus-TESTFLIGHT-063.tar.xz」を解凍

「mplus-TESTFLIGHT-063.tar.xz」を解凍

解凍すると「mplus-TESTFLIGHT-063.tar」という圧縮フォルダになります。

「mplus-TESTFLIGHT-063.tar」

「mplus-TESTFLIGHT-063.tar」

同じく、ファイルを右クリックして展開しましょう。

「mplus-TESTFLIGHT-063.tar」を解凍

「mplus-TESTFLIGHT-063.tar」を解凍

無事、フォルダが完全に解凍されました。

完全に解凍が完了

完全に解凍が完了

「M+」のインストール

デスクトップで、+Sで検索窓を開き「フォント」と入力してコントロールパネルを開きましょう。

ttfという拡張子の付いたファイルをすべて選択した状態で、フォントフォルダにドラッグ&ドロップするとフォントのインストールが始まります。

「M+」をインストール

「M+」をインストール

実際に「M+」を使ってみる

インストールが済むと、手持ちのソフトであれば何であっても使用可能です。

例えば、Windows標準のペイントで使ってみましょう。

ペイントでも使用可能

ペイントでも使用可能

いかがでしょう。

「見出ゴMB31」との比較もしてみます。
上が「見出ゴMB31」、下がM+で一番太い「M+ 2p Black」です。

「見出ゴ MB31」との比較

「見出ゴ MB31」との比較

やまかわ
「極太で少し丸みを帯びたゴシック体」これですよ求めていたフォントは!むしろ見出ゴMB31よりも好きかもしれない……

好みの方はぜひ使ってみてください。

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